10/4舞台挨拶!

10/4、上映後に舞台挨拶を行いました。

(右より大工原正樹、長宗我部陽子、北山雅康、森田亜紀)

この日はプロジェクトDENGEKIにて上映の『純情No.1』にも話題が飛びました。
長宗我部さんが恋に一途なあまりどんどんヘンテコになっていく女性を、コメディエンヌとしての魅力タップリに演じている短編なのですが、実は大工原は撮影時に「恋する女性」というキャラクターに気が付いていなかったとのこと。ナンセンスコメディーのつもりで撮っていたら、どうも長宗我部さんがかわいらしい仕草をするのであれ?、と思っていたとのことです。
(恋をしているキャラクターには撮影終盤になってようやく気がついたそうです。)


(左より北山雅康、長宗我部陽子

『赤猫』では、静かに冷たく狂気を帯びていく若妻を森田亜紀さんが演じられているのですが、シナリオをもらって、この設定、キャラクター、面白い!とおもったそうです。
キャスティングの際に森田さんと会って、難しい役柄を彼女がどのように演じていくだろうか、どのように展開していくだろうかと、想像するととても楽しかった。それがお願いした理由だったと大工原は撮影時を振り返っていました。


(『赤猫』より森田亜紀)

大工原は挨拶にて「これらの映画は予算規模の小さい映画でした。大手のメジャー映画と比べてしまうと100分の1、ひょっとしたら300分の1。それでも映画に出てくる俳優たちが魅力的に映っていれば、映画として面白いものになるんじゃないか」――人を魅力的に見せること――それを考えて映画に臨んでいると話しました。

その言葉通り主演の長宗我部陽子岡部尚が『ホトホトさま』では光っています。

ぜひ人の輝きをスクリーンで。
『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』はオーディトリウム渋谷にて10/8(土)までの上映です。お見逃しなきよう!

劇場HPhttp://a-shibuya.jp/archives/1375